おたくのブログ

若手俳優がすきです

戸籍も失い、過去も失った俺の唯一の光。


「それはお前なんだよ、珀」


※このブログは腐ネタ、ネタバレを含みます

もうほんとむり~~~~全身の血を死なない程度に抜いて~~~~

ということで、小説メサイア新装版を呼んだ感想を綴っていきます。

ちなみに私は舞台シリーズは全部みたけど(映画もドラマも)小説は初めて読みました。好きなCPは珀鋭ちゃん推しの鋼でありまみに号泣した組です。


まず、本が届いて箱あけて帯でライフルで撃たれた気分だった。タイトルでお察しだと思いますが。この台詞って凄くないですか?この世でたった1つ鋭利にとっての大切な物というか、生きている証拠とか生きている意味は珀なんだよ、珀しかいないんだよ。すごい。

そして、プロローグから始まる訳ですが、このプロローグどうして舞台版でやってくれなかった…………松田凌と小野健斗で見たかった……… 拷問されてる間、桜のこと考えるとかすごすぎでしょ……儚すぎ……むしろ鋭利が桜かな????ハッそういう意味でのサクラ?????どっちにしてもプロローグ最後の鋭利救出シーンは最高すぎました。お姫様のピンチにはいつだって王子様が助けに来てくれるのです。あと、珀の容姿の事を高級アパレルショップのマネキンて表現するのすごく好きです。

最初の話はあれだね、夜の山道を自転車こぎながらお互いを探るの良いね。185いいね。一嶋さんありがとう。

そしてメインの話。色々あったけど教師役の珀と高校生役の鋭利がアパートかどっかの1つの部屋に同棲してるって、もうそれpixivで読んだよーーーーーー!!とんでもない設定だ。そもそも同棲はしてるけど。あと珀が授業中に「ロミオとジュリエット」の英文用いて鋭利にメッセージ送るとかまさか実はロミオとジュリエット???いつからラブストーリーだと錯覚していた????あとあと、凌くんはニキビ出来なそうだよね。

おふざけはこれくらいにして、真面目なシーンについて話すと珀を内通者かと疑って鋭利がプロファイリングするシーンはとても有難かった。珀の過去とかお菓子を集める理由とか情報が得られて、存分に創作活動を楽しめる。私が。あとは、やっぱり偽物の崇と鋭利の家で話すシーンかな。あれは泣いた。自分に問いかけられるまで崇と鋭利が話すのを一歩後ろでずっと聞いている珀スパダリ。どういう気持ちで聞いていたんだろうか。鋭利がもし、北に行くって答えたら珀はどうしたのかな。珀の中にはちゃんとお兄ちゃんが残っていて、それをとっても大切にしているのがあのやり取りの中で汲み取れてとても良かった。切ない。本物のお兄ちゃんと珀が接触する話いつか読みたいよ。


そして、エピローグのタクシーのくだりよかった。タクシー降りた後は別々の道に行ったけどやっぱり珀が戻ってきちゃって一緒のホテル泊まるんだよね?ホテルの受け付けの台になって喧嘩しながらやって来る2人を見守りたい。「おい、珀、何で戻ってきたんだよ。部屋1つしか取ってないんだぞ」「問題ない」「問題あるだろ!シングルベッドで男2人、どうやって寝れば良いんだよ!」てな具合で。あとは、サクラノモリか。あれは鋭利がサクラノモリのことを知らないっていうところが良かった。そのまま知らないでいてほしい。珀、歯医者行くんだよ。


あと、書きたいことは珀鋭ちゃんの魅力って共依存な部分だということです。

珀と鋭利が何であんなに強い絆を得たのか小説読んでも私はあんまりピンと来なくて、でもそれって逆に誰でも良かったんじゃないかなって。あの状況で与えられたメサイアという枠なら誰でも良かったんじゃないかなって。それがたまたま珀は鋭利で、鋭利は珀だった。それはもう運命以外考えられないね。高殿先生がTwitterメサイアを書く時のテーマで「絶望の中にいる人間に強制的な絆を与えたらどうなるか」みたいなことを言っててすごい印象に残ってる。やっぱり縋っちゃうし、そこに支えられるんだなって思いました。

珀は鋭利にヤバイくらい依存してるし、鋭利も珀に支えられて生きてる。これTwitterでも言ったけど、珀はそのうちお菓子の空き箱とナニーと鋭利を押し入れに大切にしまい込んでしまうよ。失くならないように。そんな珀鋭ちゃんも大好きです。


結論:珀鋭ちゃん最高、ありがとう†